私のお気に入りアルバム(ピアノ編)

グルービー/レッド・ガーランド    (PRESTAGE 1956年)
 レッド・ガーランド(p) ポール・チェンバース(b)アート・テイラー(ds)

 初めてミュージシャンのアドリブのコピーをしたのがこのアルバムに入っている「C JAM BLUES」。
 多分私のルーツの中のルーツ!
 他の収録曲も、ジャズを聴き始めたばかりの人も飽きない内容だと思います。
 ジャケットもかっこいいので、できればアナログLPで持っていたいですね〜! 


ウェスト・サイド・ストーリー/オスカー・ピーターソン(Verve 1962年)
 オスカー・ピーターソン(p) レイ・ブラウン(b) エド・シグペン(ds)

私の思うピアノトリオの最高傑作にして、私の思う最高到達点!
豊富なアイデアと、ジャズの持つスリリングさとリラックスを全て表現しているこのトリオは凄い。
発売当時は、ミュージカルを題材にしたという大衆性でバカ売れしたそうです。それだけに熱心なジャズ・ファンには軽視されがちなんですけど・・・。
なんか好きなんです・・・。
 


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ZOOT’S HYMNS/エディ・ヒギンズ   (Sunnyside 1994年)
 エディ・ヒギンズ(p) フィル・フリニガン(b)ダニー・バーガー(ds)ジョン・ドゥートン(ts)

最近日本でも売れているエディ・ヒギンズの日本デビュー前のアルバム。
この頃は今よりも少し硬派な雰囲気です。
「イン・ユア・オウン・スィート・ウェイ」「ハイ・フライ」などスタンダードの他、ジョビンの「ザ・レッド・ブロウス(「WAVE」の2曲目)」といったボザノバのナンバーも良い雰囲気でプレイしています。

軽く聴けるのでドライブにも向いてるかなあ・・。

エコーズ・オブ・ジリーズ/モンティ・アレキサンダー    (Concord 1997年)
 モンティ・アレキサンダー(p) ジョン・パティトゥッチ(b) トロイ・ディビス(ds)

 ジャマイカ生まれの明るいピアノ弾き、モンティ・アレキサンダーのフランク・シナトラ集。
 パティトゥッチの参加で、唄モノタラタラのアルバムにならず、スリルたっぷりの盛り上がり盤になっています。
 「Just One Of Those Things」の超速度の演奏もかっこいいけど、「You Make Me Feel So Young」の大きく乗って行く演奏はモンティ・アレキサンダーの真骨頂だ。
 なぜか、最後にピアニカで「Strangers In The Night」をやってます・・・。

 


フォア!/ハンプトン・ホーズ              (Contemporary 1958年)
 ハンプトン・ホーズ(p) バーニー・ケッセル(g) レッド・ミッチェル(b) シェリー・マン(ds)

 ハンプトン・ホーズの見事なところは、彼自身の節回し。いろんなアルバムで同じフレーズが随所に出てくるけれども、無駄なフレーズが全然無い感じ。全てのフレーズが必殺技みたいです。
 一時期「There Will Never Be Another You」という曲が好きになって、この曲が入っているアルバムを血眼になって買い集めていた頃に購入。
 1度聴いた瞬間に惚れ込んでしまいました。
 でも晩年はエバンス風?みたいな弾き方になっちゃって・・・。